夏休みを丸ごと潰してG社で8週間のサマーインターンシップに行ってきました。
HTML5にはあまり詳しくありませんが、WebSocketというまだdraftの新仕様があり、この6月頃から協議が白熱しているそうで、その仕様策定に関わるexperimentsを目標として、platformの実装を行ないました。インターン中に新しいdraftが2回もリリースされて大変でした。現在の最新版はhybi-02です。
WebSocketはWebアプリケーションに新たな通信フレームを与えます。HTTP上に張られる双方向非同期データグラム通信で、オーバーヘッドとレイテンシが非常に少なくなります。例えば、キータイプやマウスイベントを即時サーバーで処理させる等、アプリケーションをディープにクラウド化しても帯域負荷がさほど肥大化しません。興味があればwebsockets.orgに(少し情報は古いですが)分り易い説明とサンプルがあるので動かしてみてください。
WebSocketのAPIを提供するインフラの実装をしていたので、今度は機会があればアプリケーションを作ってみたいです。