IE ESCを無効化可能にする

Windows Server 2008 R2, Internet Explorer 9

このPCは普段遣いしてるので、「Internet Explorerセキュリティ強化の構成(IE ESC)」を無効化(Usersで無効化可能に)している。普段IEを使わないから気にしてなかったけど、IE9に更新してからGUI上で無効化してもIEの設定項目が効かない問題が発生していた。そもそもActiveXを使うためにIEが必要になるケースが多いので、保護モードで動かすメリットはあまりない。

IE ESCの構成

保護モードの項目がグレーアウトしている

レジストリ弄ったらできそうだけど分かり易かったりしないかなと思って覗いてみると速攻で如何にもそれらしいものを見つけた。消してみると普通に解決した。

[HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap]
IEHarden=dward:00000001

コマンドでちょちょいと消す場合は↓を実行する。

reg delete "HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ZoneMap" /v IEHarden
保護モードの項目をアンチェック

Visual Studioでビルド時のファイルオープンエラー

対象はVista以上。俺はWindows Server 2008 R2で発症。

症状はVisual Studioのあらゆるバージョンで、F5とかで実行後にビルドしようとすると以下のようなエラーが発生。そのexeのプロセスが残ってるわけでもなく、ファイルロックはシステムプロセス(pid=4)のみ、explorerから削除は出来たりする。

error LNK1104: ファイル '[ターゲット].exe' を開くことができません。

解決法は”Application Experience”サービスを有効(手動でおk)にしろ、とのこと。

原因他詳細は以下(英語)。
Can’t delete EXE files in Vista / Windows 7 (SOLVED)

経緯は以下。
Visual Studio フォーラム > ビルド時の不明なファイルオープンエラー

そもそもそのサービスを無効にしてしまったのは鯖OSの都合で、別の問題(ファイル共有が有効にならない)を解決するためにセキュリティの構成を作り直したからだと思う。

それにしても初めてMSDNフォーラム使ったw人が多いだけあって、反応も早かった。詳細書いたらちゃんと誘導してくれるし。案外便利だな、なんで今まで使わなかったんやろ?